腰の痛み
腰の痛みには、「筋肉の痛み」、「腰の骨(腰椎)の痛み」があります。
「筋肉の痛み」を引き起こす代表的疾患
ぎっくり腰(筋・筋膜性腰痛)
起き上がり時や物を持ち上げようとした時に起こる急激な腰の痛みです。繰り返す場合は、自身の体幹の筋肉が衰えている可能性があるため、当院ではリハビリテーションにより筋肉を増強させる治療を行います。
「腰の骨(腰椎)の痛み」を引き起こす代表的疾患
脊椎圧迫骨折
「いつの間にか骨折」とも言われており、転倒した記憶が無くても自然と腰の骨(腰椎)が折れていることがあり、腰の痛みを引き起こします。骨粗鬆症(骨が脆くなる病気)が原因であるため、骨の硬さ(骨密度)や血液検査を行って、適切な治療を受ける必要があります。当院では、最も精密な骨密度測定器であるDXAを用いた検査が行えます。
腰椎椎間板ヘルニア
腰の骨(腰椎)同士の間にクッションとして挟まれている椎間板が神経を圧迫し、腰の痛みの他に、足のしびれを引き起こします。診断するためには、MRIによって椎間板や神経の状態を確認する必要があります。